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風の吹く夢 [池田のなるしぃさん]

THE SHAMPOO HAT 第29回公演
「風の吹く夢」
9/14日(日)14:00  @スズナリ
作・演出:赤堀雅秋
出演:赤堀雅秋 黒沢あすか 野中隆光 児玉貴志
日比大介 滝沢恵 駒木根隆介 遠藤留奈 勢古尚行 
池田成志 銀粉蝶

ザシャンプーハットのお芝居ははじめて見た。

お話は、
土木作業員4人のある1日。昼食時~夜までの出来事。
ひとりの新人作業員が冷蔵庫を持ってない事を知り、
それを手に入れるため起こる珍道中?ってところかナ。

時間軸にそった話にはなっていたので、
どうなっていったかは、わかりやすかった。
所々笑えたし、眠くはならなかったから、面白かったけど。
ストーリーを覚えているのは、私にしては珍しいです。

盛り込まれるエピソードも既視感があるというか、
こうゆう事ありそうだな、こうゆう人いるよな、と思えるものがあったけど、
えっ、ここでそれ?そうくる?と、各エピソードの繋がりが?状態。
難病にかかった父親を専門医院にかかるために地方から引っ越してきたのに、
慣れない土木作業現場で働く長男はいいとして、
弟はいわゆる無敵の人で、
兄の同僚に、明日、渋谷スクランブル交差点で
無差別○○を決行するんですよ、って、言い始めるし、
また、
飲み屋のママは、普通の話のあといきなり詩を暗唱したり、
ホステスも宗教勧誘的な話始めるし、
新婚の家では、嫁が子供が自分でウ○チしたという話。
行く先々で?な目に遭う男達。
それぞれがちょっと意外で、笑ってしまうのだけど、
その分、シーンのブツ切れ感も否めない。
会話という点でも、ヘンな違和感があった。

とにかく、
周りに人がいるのに、一人一人が一方的にまくしたてて話し、
他の人と会話してない感じで、
これどうにかなってんの?って、思ってしまう。
古い話だけど、
映画「シックスセンス」をどうゆう映画か知らずに見た時みたいな、
そこにB・ウィリスいるのに相手にされてない、気がつかれていない、
なんでだろ、これ?みたいな。
まぁ、あの映画は、ああゆう事だから、無視されてたんですけど、
このお芝居は、多分そのまんまでいいんだろうな。

特に女子のセリフが酷かった。
まくしたててしゃべったり、話してる間、
まわりは、ただ、ほとんど動きもなく聞いてるだけで、
いいかえしたしたり、遮ったりしない。
いったん終わったら周りが話しかけたりして。
なんかすごく、不自然な気がしたんですー。

役者さんは、みんな良かったのですが、
ただ、ここに、なぜ、銀粉蝶さんと、なるしいーがいたのか、、、、??
なるしぃさんは、まだ、土木作業員役だったので、
他の役者さんとかかわりあったけど、、
銀粉蝶さんは、詩を詠んだだけなイメージ。
なるしぃさんは、こうゆう舞台じゃ生きないかもと思いました。
結構、セリフとその話を聞くというシーンで、
縛られてる感じで、自由な部分がなかったのよねー。
酔っぱらって家に帰ったところは、
おっ!と思ったんだけど、それだけだった。。。。ショボーン。

スズナリにも、ずいぶん久しぶりに行ったけど、
なんか劇場はいったら、息苦しいったらなくて、
咳がゴホゴホでて、、飴舐めつつけてたー。
あとね、劇場に上がるとこ階段が急でね、
ちょっとこわいんです。。。

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