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なるしぃの役が主役だと思うの~近松心中物語~ [池田のなるしぃさん]

2018年2月4日(日) マチネ
シス・カンパニー公演「近松心中物語」 @新国立劇場 中劇場
作:秋元松代
演出:いのうえひでのり
出演:堤真一 宮沢りえ 池田成志 小池栄子
市川猿弥 立石涼子 小野武彦 銀粉蝶 他

この話、蜷川さんが演出されて、
以前から話題の舞台でした。
私は10年程度前に見てたのですけど、全然合わない話だった。
今回は、演出がいのうえさんだし、
なにより、なるしーがでるってだけで、チケット取ったパターンです。
はい。
チケ取ってから、
見るの苦手な小池栄子が共演で、しかも相手役だっていうの
あとから気が付いて、不安になる。

やっぱりこのお芝居どちらかと言えば嫌いというか、苦手だな。

先に以前見た時の話をすると、
2004年。日生劇場で、
阿部寛、寺島しのぶ、田辺誠一、須藤理沙、
出演の見ました。当時は阿部ちゃんのファンだったなぁ(^_^;)
その時の感想は、えっとぉお、、、、(^_^;)
一幕目は寝ちゃったし(観劇前に早朝上映の映画「ロード・オブ・ザ・リング」見たから??、)
世間の評判とは逆というか、、、、なんですか、コレ?だったのです。
阿部・寺島は好きな役者さんでしたが、、、、、。
むしろ、田辺・須藤の方の役がいいなぁと思ったのです。
その時の観劇から、、
私にとって、N川さんの演出モノは苦手だなぁ、
と、なってしまった作品になりました。

で、今回。

やっぱり、一幕は寝てしまいました。
なんとなく、このお話、チラシから忠兵衛と梅川が、メインで、
心中にいたる話かなって思うじゃないですか、
ひとめぼれっていうこともありますが、
二人が心を寄せてくっていう過程がほとんどなくて、
いきなり、身請けの話から、転がっていくのがなんかねぇ。
こっちがなんか気持ちついていけなくて、
えー、えーそうなるのぉぉって、感じでして。

それにー、
なんか堤さんには忠兵衛の役は似合わない感じがして、、、、。、
身請けしたあと、”いおうてさんど”の「大阪締め」やってたけど、
NHK朝ドラ「マッサン」鴨居の大将、思い出して、
ああゆう豪快な感じの堤さんが好きだよぉ。

忠兵衛、梅川のシーンだと、テンションさがって、
あーもー勝手にしなさいよ、と、
なんか見る気が起らず、すいません。。。。


いっぽう、
なるしー与兵衛と小池お亀。
小池お亀は、夢みる夢子で、客席もよく笑っていました。
(ただこの役はもっと若い子の方がいいのかなーと思ったり。)
小池さんのなにかやりきった時の、
ドヤって雰囲気(私は苦手)が今回はうまく役にハマってたと思いますです。
なるしー与兵衛は、
いい人なんですが、
情けないし、死ねないし。
とても愛しかったです。
なるしーにぴったりの役だなぁ。。。。(笑)
人間、な、感じするし、
与兵衛とお亀、こっちをメインにすればいいのに。

それになんで、
チラシは、洋服な衣装を着てる、堤さんと宮沢さん二人の写真だったのでしょうか?
そのへんも気に入らないのでした。
いのうえ版ということで、
新しいものを期待してしまったのがいけなかったよぉ。

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